マハロ船長の航海日誌 Captain MAHALO's Web Log Book

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マハロ船長は
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毎日たべものの匂いをたよりに
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2015. 05. 26

オリオン号に同乗クルージング(番外編)

『海のまつりごと』(大久保房男著 紅書房1991)
IMGP2269.jpg
この本は、ずいぶん前に読んだ本ですが、
今回、熊野方面にクルージングに出かけたのをきっかけに、
もう一度読み返してみたのですが、
熊野の地を少しでも訪れた後に読むと、
時代は変わっても、現地の雰囲気が分かっているので、
小説の情景と現実の情景がオーバーラップして、
とても興味深く再読することができました。 ↓
著者の大久保氏は、紀伊長島の生まれで、元『群像』の鬼編集長。
この小説は引退後に執筆。芸術選奨新人賞を受賞した作品です。
内容は、民俗学への興味を忘れがたかった氏が、小説の形で郷土の風習を記録したものです。
戦前の熊野の漁師の生活の様子が、まるで見ているように良く分かります。

その中のエピソードをひとつだけ要約して引用させてもらいます。

主人公南部の実家(網元)の屋号はほんとうは三屋(さんや)なのですが、みんな鬼屋(オンニャ)と呼ぶのだそうです。
それは、ご先祖の三之助さんというとても物静かな人がいたのですが、
仲間の鰹船が戻らず、村中で救助に向かうことになった時、ひどい時化で誰も海に出ようとしなかったのに、
三之助さんは若衆を連れて荒海に乗り出し、みごと救助してきたので、
日頃はおとなしい三之助さんだが、実は鬼のように強い人だったということで、
それから鬼三じいと呼ばれるようになり、
屋号もみんな鬼屋と呼ぶようになったそうです。


つまり、「鬼」は尊称なのですね。

だから九鬼は九木ではなくて「やっぱり九鬼でいいのだ!」と思った次第です。

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余談ですが、埼玉には「久喜」という市がありますね。
これは久しく喜ぶということでので大変にめでたい文字です。

いっぽう、逗子には「久木」という地区があり、
これも「くき」と読むのかと思ったら、
地元の人にそれは「ひさぎ」である。と訂正されました。
地名は難しいですね。
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byマハロパパ
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No Subject

特に北海道と沖縄県は、難解な地名が多いですね。
北海道はアイヌ語から無理やり和名漢字を当てはめ、
沖縄も同様に琉球の言葉が語源なのでしょうが・・・・

鬼の様に強く優しい人だったのですね。
人々が敬う気持ちの表れが「鬼」だった
とは、時を経た今ではなかなか汲み取る
事が難しいですね。こう言う平時とのギ
ャップのある人は少なくなりましたねぇ

ホノムボーイさんへ

そもそも日本語にとって漢字というのは当て字なので、
漢字の意味に引きずられて、本来のやまと言葉の意味が分からなくなっているものがありますね。

行燈入道さんへ

> こう言う平時とのギャップのある人は少なくなりましたねぇ
そうですねえ、会社員みたいな人たちは、ギャップがあるのは嫌われますからねえ。
あえていえば、プロレスラーなんかはギャップがかなりあるでしょうか?

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