マハロ船長の航海日誌 Captain MAHALO's Blog

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マハロ船長は
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毎日たべものの匂いをたよりに
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2014. 06. 26

「あきらめる」ということ‏

城山三郎の著作に「そうか、もう君はいないのか 」があります。
数多くの経済小説、歴史小説を生みだしてきた作家、城山三郎の遺稿を編集したエッセイで、
奥様との結婚からガンで先立たれるまでの日々について記されている感動の書です。



「あきらめる」という言葉は、「やりかけたことを途中で投げ出す」というような
否定的なイメージでとらえられがちですが、
もともとは「明(あき)らむ」・・・「物ごとの道理、真理を明らかにすること」が語源なのだそうです。
家族など一番愛する人との別れはそれはそれは辛いものでしょう。
かんたんに「あきらめ」られるものではないのでは?と思います。
しかし、その辛さから逃れようともがくのではなく、
「辛いことは辛い、悲しいことは悲しい」と、ありのままの現実を受け入れる勇気をもつことが
「明(あき)らむ」ということなのでしょう。

おそらく、城山三郎は『そうか、もう君はいないのか』と、ときどき「不思議な気分に襲われる」たびに、
最愛の奥様が亡くなった現実を「明(あき)らめ」ていたのでしょうね。

先日、ブログを通じて友人となったご夫婦で、
昨年若くして急逝された奥様の墓参りに行ってきました。
雨が上がるまではお宅でマハロママの手作りパンを食べながら,
旦那さんのナイフ作り談義に楽しい時間を過ごし、
お墓参りもいわゆる墓石のあるタイプのお墓ではなく、小さな金属プレートに芝生があるだけのお墓なのですが、
からっと明るい雰囲気のうちに故人を偲びました。
わかれるときも、つい『今日は楽しかったよ!』と言いそうになる、そんな墓参りでした。
そういえば、お葬式のときも笑顔を絶やさずに式を進行してしていた彼が印象的でしたが、
それは、生きているうちに精一杯充実した時間を過ごしたからこそ、
早すぎるお別れにも「明(あき)らめ」ることができたのかもしれません。

薔薇の季節が過ぎ、
DSC_0088.jpg

紫陽花がキレイな季節になりました。
DSC_0085.jpg

向日葵の似合う本格的な夏ももうすぐでしょう。
himawari1.jpg (お借り画像)


byマハロパパ
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いただいたコメントを拝見しますと、
似たような経験は多くの方にもあるのですね。
そこで思いだしたのが、次のような法話(お釈迦様の逸話?)です。
昔話ですから色々なバージョンがあるようです。
これは『こころのおそうじ。読むだけで気持ちが軽くなる本』たかたまさひろ だいわ文庫(大和書房) から引用させていただきました。
大昔のインドの話です。
 ある女性が、たったひとりの子供を亡くして、嘆き悲しんでいました。
 彼女は、我が子の死を受け入れることができず、「どなたか、この子を生き返らせる薬をつくってください」と、死んだ子供を抱いたまま、キモ狂わんばかりに街中をかけずり回っていました。しかし、そんなことができる人がいるはずもありません。
 そこへ通りかかったお釈迦様が、彼女に告げました。
 「一度も死者をだしたことのない家から、カラシダネをもらってきなさい。それを材料にすれば、子供を生き返らせる薬をつくることができる」
 インドでは、カラシダネという香料は、どこの家にも置いてあるものです。彼女は大喜びで、カラシダネを譲ってくれる家を探し歩きました。
 しかし、一度も死者を出したことのない家からもらうというのが条件です。何日もかけて探し回りましたが、そんな家はどこにもありません。
 人は誰しも、親を亡くしたり、兄弟を亡くしたり、大切な家族を失った悲しみを抱えています。彼女は、しだいに正気を取り戻していきました。
 すべてはお見通しのお釈迦様は、彼女が戻ってくるのを待って。「例のカラシダネは手に入ったか」と尋ねました。
 彼女は、心穏やかに、こう答えました。「いえ、どこにもありませんでした。でも、もう私にはそんなものは必要ありません。我が子が安らかに眠るのを祈るだけです」

なるほどねぇ!・・・・・でしょう?
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COMMENT▼

No Subject

私も生きているうちに、精一杯充実した時間を
過ごしたいと願っています。
やっぱり、それって非常に重要なことですね!!!

法事

先週は横浜で親族の法事でした。
奥さんが亡くなったのですが、お葬式のときは旦那さんがそんな感じでしたね。法事も同様でした。

**ホノムボーイさんへ**

> 私も生きているうちに、精一杯充実した時間
いっそ自分の寿命が分かったほうが計画的にできるのに、
などと考えてみたりもするのですが、
それはそれで問題が出てくるかもしれませんね。

**イズラーさんへ**

> 奥さんが亡くなったのですが、お葬式のときは旦那さんがそんな感じでしたね。法事も同様でした。
そうでしたか、そんな事態が自分に来るのか来ないのか・・・・・どんな風になるのかなあ?

No Subject

「明(あき)らむ」

そんな風に考えられたらいいなあと
心に刻んでおきたいと思います

No Subject

昨年は実母をはじめ多くの親類を送りました。
その中で踏み切りでお年寄りを救い、自らを
犠牲にした従兄弟の娘がおります。親である
我が従兄弟は「明(あき)らむ」事が出来た
のかと、ふと思ってしまいました。

故人を、思う、その事が、生きていた証と思っております。

地震で、沢山の知り合いが、故人を
思って、生きていることで、墓参りに行き、改めて、あなたが居た、と感じル事ができますね。

**ことはわさんへ**

> 「明(あき)らむ」
> そんな風に考えられたらいいなあと
> 心に刻んでおきたいと思います

そうですねえ、私もそういう境地に達したいものです。

**行燈入道さんへ**

> 親である我が従兄弟は「明(あき)らむ」事が出来た
> のかと、ふと思ってしまいました。
『立派な行いをしたのだから・・・』という考えはしょせん他人だからそう考えられるのでしょうねぇ・・・・

**フェニックスさんへ**

そうでしたね、東北ではたいへんな事が身近に起こり、
沢山の悲劇があったのですね。
「 故人を、思う、その事が、生きていた証と思っております。」
それしかできることはないのでしょうからね。

No Subject

あの日は遠方までありがとうございました。
早過ぎる旅立ちは残念で仕方ないですが、
彼女が最期まで幸せだったことを嬉しく思うのと、
彼には感謝の気持ちでいっぱいです。
彼じゃなかったら・・私たちもこんな風に思えなかったんじゃないかと思います。

何年か前に「そうか、君はもういないのか」読みました。
読んだ頃と今ではまた違った気持ちで読めそうなので
読み返してみようと思います。

今度はそちらへ伺いますね♪よろしくお願いします。

ありがとうございました

まはろパパさん、ママさん。
先日はありがとうございました。

自分でも深く考えてなかったのですが、
パパさんの仰る通りだと思います。

妻は自分の病気を悲観せず、取り乱したりすることもなく
僅かな可能性を信じて病気に向き合っていました。
自分が同じ状況だったら妻と同じく行動することができるのでしょうか?

ガン発覚から3か月という短い期間で亡くなってしまいましたが、
最後は本人の希望どおり自宅で見送り、とても満ち足りた幸せな時間でした。
幸せな3か月間を妻にもらったんです。

後悔が全く無いわけではありませんが
妻も私もできることは精一杯やり遂げたので「明らむ」ことができているのかもしれませんね。

寂しいのは当然ですが
いつまでも嘆き悲しんでいても妻は戻ってきません。
妻と約束したんです。
「自分が亡くなっても、幸せになってほしい」と。
人の事心配してないで、自分の体を心配しろ!ってその時は。

ほんとに愛されていたんですね。
なので天国の妻が心配しないよう
元気に前向きに生きよう。あの世で会う時に誇れる人生を送ろうと決めたんです。

ちょっと短かったですが
彼女の人生を誇りに思います。


また遊びに行かせてくださいね。
ママさんのパン。とてもおいしかったです。
kiku

**ayaさんへ**

コメントありがとうございます。
また、その節はお世話になりました。
今度はこちらに遊びにきてくださいね。
夢の島マリーナにも来てほしいなあ。

**kikuちゃんへ**

コメントありがとうございます。
奥様との約束を実行するためにも、
今度はこちらに遊びにきてくださいね。
まはろ庵でBBQパーティーやりたいなあ!

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